よく診る病気
老齢動物の健康管理
2011-11-19 14:20:39
近年、平均寿命の延長に伴い老齢動物の健康管理が必要とされるケースが増えています。

動物でも高齢化に伴い人間のように癌や痴呆症などの病気が増加し、高齢の特に大型犬などでは人間の高齢者介護に近い負担を負うことも決して珍しくありません。

いくら平均寿命が延びたといっても人間の約4分の1くらいの寿命ですから、動物たちはいつの間にか飼い主の年齢を追い越して行き中年期、老年期を迎えます。いつまでたっても子供のような気がしますが確実に年老いてゆきます。そんな時動物たちは体調の変化を飼い主に訴えるようなことはしません。
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白内障
2011-10-31 11:06:45
☆どんな病気?

目の構造はよくカメラにたとえられます。白内障は、「水晶体」(カメラではレンズにあたる部分)が”何らかの原因で白濁した状態”です。原因としては加齢、遺伝、糖尿病などがあります。

白内障はレベルごとに分類されています。
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僧帽弁閉鎖不全症
2011-04-08 16:26:17
☆どんな病気?

犬、猫は人と同様、心臓に右心房・右心室、左心房・左心室の4つ部屋があります。心房と心室の間には血流を一方通行にするための弁があり、左心房と左心室の間で逆流を防いでいるのが僧帽弁です。これが肥厚などにより完全に閉鎖しなくなるために、左心室から大動脈に押し出されるべき血液の一部が、再び収縮期に左心房に逆流してしまう状態が僧帽弁閉鎖不全症です。
これにより、大動脈への駆出量が減ってしまいます。
そのため左心室は送りだす血液量を増やそうとして拡大し、また逆流により左心房も容量が増加して拡張するので、左心肥大となります。
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梅雨は注意―マラセチア皮膚炎
2011-06-02 14:49:42
湿度が高くなると、ワンちゃんの皮膚トラブルが目立ちます。
原因はさまざまですが、マラセチアというカビ(真菌)の一種が増えすぎることも原因の一つとなります。

マラセチアは健康な皮膚にもいる「常在菌」ですが、何らかの理由で皮脂分泌が多くなったり(脂漏と呼ばれます)、アトピーやほかの皮膚炎などで皮膚の抵抗力が弱まると異常増殖し、皮膚炎を起こしたり、悪化させたりします。

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